2020.05.07
当社は、本日開催の取締役会において、2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の通期連結業績予想および次期業績予想について、下記のとおり決議いたしましたのでお知らせいたします。
また、併せて特別損失の計上につきましてお知らせいたします。
記
1.業績予想の修正
(1)2020年3月期 通期連結業績予想の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 |
前回発表予想(A) | 百万円 310,000 | 百万円 10,000 | 百万円 10,500 | 百万円 5,250 | 円 銭 117.02 |
今回修正予想(B) | 305,000 | 10,000 | 10,700 | 3,800 | 88.15 |
増減額 (B-A) | △5,000 | 0 | 200 | △1,450 | - |
増減率 (%) | △1.6 | 0.0 | 1.9 | △27.6 | - |
前期(2019年3月期)実績 | 292,560 | 15,668 | 17,632 | 10,301 | 229.62 |
(2)修正の理由
連結業績につきまして、別記の特別損失の計上が見込まれるため、親会社株主に帰属する当期純利益は予想を下回ることとなりましたため、上記修正を行うこととします。
なお、2020年3月期決算短信の発表は5月11日を予定しています。
2.特別損失の計上
2020年3月期第4四半期会計期間において減損損失を2,654百万円計上する見込みとなりました。これは主に店舗の固定資産ついて将来の回収可能性を検討した結果、ならびに第1四半期に取得したリユースのラグジュアリーブランド商材を取り扱うおお蔵社ののれんについて主な販売先としていた香港での情勢不安及び新型コロナウイルスの感染症(COVID-19)の感染拡大に伴うインバウンド需要の減少の長期化懸念等を踏まえて将来の回収可能性を検討した結果、特別損失として計上する見込みです。
3.次期業績予想
(1)次期業績予想開示の理由
本日開催の取締役会において、次期業績見通しが決議されましたので、社内と社外の情報格差を早期に解消するために開示いたします。
従前におきましては決算短信発表時に次期業績予想を公表しておりましたが、現時点で次期業績見通しがたち、インサイダー情報として長期保有することは好ましくないと判断いたしました。
今後もより適時な情報開示に努めてまいります。
(2)次期業績数値予想
2021年3月期 通期連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 |
2021年3月期 通期 | 百万円 300,000 | 百万円 6,000 | 百万円 6,400 | 百万円 3,200 | 円 銭 75.47 |
(3)次期見通しの定性情報
当社グループを取り巻く事業環境は、レンタル商材において依然市場縮小傾向が変わらないことを想定しており、またゲームソフトを含む著作物のパッケージビジネスについても小売店を経由しないダウンロード販売が増えてくることが想定され、これに対応していく必要がございます。
2021年3月期の見通しにつきましては、世界的に感染が拡大している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響等により、個人消費におきましては先行き不透明な状態が続くと想定されます。
リユース店舗ではセカンドストリートの国内外での出店継続、新規フォーマットとしてオフプライスストアと文具ディスカウント店の出店を進めることにより売上高の確保を図りながら長期的な成長基盤の整備を進めます。また、セカンドストリートならびにEC事業についての積極的な認知向上活動を行うことから減益を想定しております。
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ゲオホールディングス 経理財務部
TEL:052-350-5711
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