2019.07.10
株式会社ゲオホールディングス(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長執行役員:遠藤結蔵)の子会社、株式会社ゲオ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長:吉川恭史)は、2019年1月1日から6月30日まで、全国ゲオショップの新刊本販売数(単行本、新書、文庫本、コミック、雑誌)とレンタルコミック貸出数を集計し、それぞれの順位をまとめましたので発表します。なお、対象となる店舗数は、新刊本が108店舗、レンタルコミックが895店舗です。
■ランキング結果ダイジェスト
【新刊本販売数量部門】
単行本ランキングの1位は「樹木希林 120の遺言」、新書ランキングの1位は「一切なりゆき 樹木希林のことば」、文庫本ランキングの1位は「君は月夜に光り輝く」、新刊コミックランキングの1位は「ONE PIECE(92)」、雑誌ランキングの1位は「コロコロコミック」でした。単行本と新書の2ジャンルで樹木希林さんの本が1位となりました。
【レンタルコミック貸出部門】
レンタルコミック貸出数量ランキング(総合)の1位は「キングダム(53)」、レンタル 少年コミックランキングの1位は「進撃の巨人(27)」、レンタル 少女コミックの1位は「深夜のダメ恋図鑑(5)」、レンタル 大判コミックランキングの1位は「キングダム(53)」でした。レンタルコミックでは、実写映画化作品が上位にランクインする結果となりました。
■新刊本販売数量部門
■新刊単行本 販売数量ランキング
■新刊新書 販売数量ランキング
■新刊文庫本 販売数量ランキング
<ゲオ・書籍バイヤーコメント>
2019年上半期販売数量ランキングでは、単行本・新書の2ジャンルで樹木希林さんの本が1位となりました。1位にランクインした「樹木希林 120の遺言」、「一切なりゆき 樹木希林のことば」の2作品は、昨年秋の発売にも関わらず現在でも書籍ジャンルの売上を牽引し、ロングセラー商品となっています。
単行本ランキングでは、1月よりアニメ放映が開始された「転生したらスライムだった件」の最新刊である14巻が2位にランクインしました。1巻~13巻の既刊についてもアニメ開始以降、安定した売れ行きとなっています。また、5位にランクインした「すとろべりーめもりー Vol.1」は、6月に発売されたばかりにも関わらずランクインしており、人気の高さがうかがえる結果となりました。
文庫ランキングでは、10位以内に入った日本文学のタイトルが全て劇場公開された映画の原作本となり、映画好きのユーザーが多いゲオの客層を色濃く反映した結果となっています。下半期の注目タイトルとしては新海誠最新作「小説 天気の子」が劇場公開前日の7月18日に発売されますので、注目しています。
(株式会社ゲオ メディア商品部 メディア商品3課 近藤健一)
■新刊コミック 販売数量ランキング
<ゲオ・書籍バイヤーコメント>
コミック販売数量ランキングは、1位が「ONE PIECE(92)」、2位が「進撃の巨人(28)」、3位が「キングダム(53)」となり、集英社・講談社のビッグタイトルがランクインしました。
7位にランクインした「約束のネバーランド」は、1月から3月までTVアニメが放送され、放送終了後も売上を大きく牽引しています。TVアニメ第2期も制作が決定しているため、今後も好調に推移すると予測されます。その他にも、TVアニメ放送により爆発的な人気となった「五等分の花嫁」が上位にランクインしました。講談社漫画賞も受賞し、「七つの大罪」「僕のヒーローアカデミア」などのビッグタイトルに匹敵する人気となり、上半期で最も人気が上がったタイトルと言えるほど販売が好調となりました。
下半期でも、4月よりTVアニメの放送が開始となった「鬼滅の刃」が7月以降も放送となっており、その他にも少年コミックのアニメ化が多数控えているため、期待を持って注目しています。
(株式会社ゲオ メディア商品部 メディア商品3課 宮下浩平)
■新刊雑誌 販売数量ランキング
■レンタルコミック貸出部門
■レンタル コミック総合 貸出数量ランキング
■レンタル 少年コミック貸出数量ランキング
■レンタル 少女コミック貸出数量ランキング
■レンタル 大判コミック貸出数量ランキング
<ゲオ・レンタルコミックバイヤーコメント>
2019年上半期は、映像化作品の原作コミックが売上を牽引しました。中でも、実写映画化され、劇場でも大ヒットを記録した「キングダム」が、映画公開のタイミングでレンタル数を飛躍的に伸ばし、上半期の売上に大きく貢献しました。
アニメ化された作品では、「約束のネバーランド」「転生したらスライムだった件」の人気が急上昇しており、最新刊がリリースされるたびにレンタル数が伸びているため、今後もさらなる伸びが期待できます。
また、少女コミックは人気作品が実写化された後、レンタル数がさらに伸びる傾向にあるため、今後も2019年7月からドラマが放送される「コーヒー&バニラ」や、2020年に実写映画化とアニメ映画化が決まっている「思い、思われ、ふり、ふられ」など、映像化作品に注目しています。
(株式会社ゲオ メディア商品部 メディア商品1課 平野尚輝)
■本件に関するお問い合わせ
株式会社ゲオホールディングス 広報部 広報課
担当:大滝 TEL:03-5911-5784
■印刷用資料は下記PDFをご覧ください。
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