株式会社ゲオホールディングス

社長メッセージ

社長メッセージ 株式会社ゲオホールディングス代表取締役社長執行役員 遠藤結蔵

お客様の日常を、もっと豊かに。
価値あるものを循環させ、暮らしに多様な選択肢を

ゲオグループは、お客様の「身近な暮らし」をいかに豊かに、そして楽しくできるかという挑戦に、創業以来ずっと取り組んできました。

創業当時、レンタルビデオは1本1日1000円が業界の常識でした。それを私たちは、いかにして多くの人が気軽に楽しめるものとするかに挑戦し、全国に展開してきました。ゲームの販売も同じです。私たちは、いかにして人々の日常の生活がより豊かになるかに、挑戦してきました。

リユース事業のセカンドストリートでも、同じ挑戦をしています。本来タンスの中で眠っていた服も、セカンドストリートに売ってくだされば、それは誰かの暮らしの新しい選択肢となります。お求めいただくお客様も、多くの選択肢の中から、自分の好きなスタイルや家具などを選ぶことができ、今までできなかった体験が得られるかもしれません。

お客様の日常の暮らしを、私たちが既存の仕組みに挑戦することで、より豊かにしてゆく。その姿勢が、創業以来私たちが大切にしている「Change as Chance」という社是です。ゲオもセカンドストリートも、その挑戦の結果生まれた事業でした。近年では、メーカーの倉庫で眠っていた新品の商品を、お客様に手軽にご提供する、新規事業のオフプライスストアも始めました。このように、使うお金と得られる価値のバランスは、やり方次第でもっと崩せるのでないでしょうか。そういうことが、もっともっと他の分野であってもよいのではないでしょうか。

それは、新品を買って捨てるという価値観から、多くの人の手に渡り使われ続ける循環型社会という価値観への変化だとも思います。世に出てきた価値あるものを、循環させ、再配分し、人々の暮らしの豊かさを追求してゆく。それがゲオが創業以来行ってきた挑戦だと思っています。

そして、ゲオはその挑戦をさらに進めてゆかねばなりません。お客様の日常をより豊かにするために、私たちは既存の仕組みに果敢に挑戦し、新たな文化・ライフスタイルをつくってゆかねばなりません。その挑戦に取り組んでこそ、ゲオがさらなる発展を遂げ、世界中のお客様の日常を豊かにすることも夢ではないと、私は考えます。

入社したばかりの頃、ゲオショップの店頭に立ってお客様とお話ししたことを忘れられません。普段から来ていただいて、顔見知りになったお客様が「ありがとう」と言ってくださったこと。私たちの仕事は、お客様の「身近な暮らし」を、より充実したものにする選択肢をご提供し続けることだと信じています。

1本1000円だったレンタルビデオのように、私たちが挑戦する分野はまだ無数にあります。物を循環させる体験の価値を多くの方々に伝えることにより、多くの方が多様な選択肢を持ち、より豊かに暮らせる社会をつくってゆきたいと、私たちは考えています。

株式会社ゲオホールディングス
代表取締役社長執行役員
遠藤 結蔵